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ブレンドイメージコラム

 

先日、ジブリの新作映画「君はどう生きるのか」を観てきました。

どこか「ハウルの動く城」に似ている気がした理由は、悪があって、善が勝ってというようなありがちなストーリーではない点。そして、思考を誘導されている気が全くしないということです。

 

主人公の真人は小学生の男の子。戦時中の火災で母親を亡くし、母の妹と再婚することとなった父とともに、亡き母と新たな母の実家へ疎開を兼ねて引っ越すシーンから始まります。直人の父も母の実家も非常に裕福で、田舎の子供達からしてみるとどこか鼻につく存在。小学校には馴染めずに初日から同級生と喧嘩をしてしまいます。

身体には大した怪我はなかったのですが、母の死と、父の再婚、環境の変化で「心」が限界まで傷ついていた直人。喧嘩の直後、一人になった直人は帰り道に転がっていた石で自分の頭を傷つけてしまいます。

血だらけで帰宅した直人を心配した父は、だれからやられたのかを聞き出そうとしますが、直人は転んだだけだと言い張り、真実を言いません。父は余計に心配し、学校や同級生への怒りを大きくして学校へ乗り込んでいくのです。

学校から帰宅した父は、多額の寄付をしてきたことを自慢げに話し、これで何も心配することはないと直人に伝えるのでした。

ここからストーリーが急展開していくのですが、この最初のシーンをどう受け止めるのかがこの映画を読み解くポイントだと思いました。

 

私たちは社会で生きていくために経験から学び、自分を守る術を身につけます。それは、コミュニティーでうまく立ち回るためには必要だけれど、ただ自分らしく生きるためには邪魔になることがあります。

人よりも自分は優れているかどうかを物差しにしている社会。

今の社会は常に誰かとの比較で成り立っています。

それに気づき、エゴから解放されることで今まで過ごしていた世界が一変していく、ということを伝える映画なのかな?と私は感じました。

 

 

時代は今、大きく変化しています。

これからどう生きていくのか? 

そのメッセージがたくさん詰まった作品のどのヒントを拾ったのか? 

そのヒントをどう解釈したのか?によって感じ方が変わる映画です。

五感をつかって「つなげる」作業が必要な映画。

自分で「考えて」ストーリーを完成させる映画。

これまでにはない作り方がとても面白かったです。

 

 

エゴを手放すためには、自分の思考に意識を向けることが大事だと東洋医学では考えます。

そして、意識をむけるためには気を緩める時間が必要です。

 

日々時間に追われている私たち。

そんな日常に、お茶を楽しむ時間を作ってみませんか?

目の前のお茶に意識を向けると、すーっと自分の思考に集中できるように感じます。

 

心の緊張を解く、香り高いレモングラス。

グラウンディング力を高める枇杷葉。

そして自然に満ちるエネルギーを心身に流す五ヶ瀬の烏龍茶。 

今月はこの3品を使ってブレンドをいたしました。

 

最初の一口を召し上がる時、すこしだけ目を閉じてみてください。

普段刺激していない五感が活性化し、あなたらしさを自覚することができるはず。

自分の意識を変えることで、毎日がさらに輝きだす。そんなイメージのお茶を今月はお届けいたします。

 

 

 ブレンド素材

・烏龍茶(たかちほ)

オーガニック

宮崎県五ヶ瀬町産

 

・レモングラス

自然栽培

宮崎県日南市産

 

・枇杷葉

天然素材

宮崎県日南市産

 

爽sou

¥994価格
  • 【9月定期便発送のブレンドティ】

    ティーバック 2g×12p

     

    <素材>

    ・烏龍茶(たかちほ) 

     オーガニック 

     宮崎県五ヶ瀬町産

    ・レモングラス 

     自然栽培 

     宮崎県日南市産

    ・枇杷葉   

     天然素材 

     宮崎県日南市産

     

    送料:185円(税込)クイックポスト 

    ※5個までのご注文の場合

    詳細は「配送ポリシー」をご確認ください

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