ブレンドテーマ
花は目で楽しむのはもちろん、美しい色と香りをいただくことでも私たちの心を癒し、身体を整えてくれます。
乾燥させてお茶にすると、花が持つ美しい色素がそのまま溶け出します。
この色がフィトケミカル。
自分で動くことができない植物が持つ、メッセージ物質です。
ハチたちは、この色に魅かれて花に集まります。
そして蜜をもらい、体にたくさんの花粉をつけて花々を行き来します。その結果、受粉されて植物たちは繁殖をしていくのです。
数年前に読んだ本「植物は知性を持っている」で、植物が持つ香りや色についてそのような説明がされていました。
植物への視点ががらりとかわったきっかけの本です。
ハーブは、植物の香りをいただくもの。香りだけではなく色素も利用できると、お茶の新たな魅力、作用がさらに広がっていきます。
今年の神乃茶の新たな挑戦が、今月のケイトウです。美しい朱色をいただくことで、体内のネットワーク機能が回復し、正常に機能し始めていく。
ケイトウのお茶をいただくと、そんなイメージが浮かんできます。
ケイトウのもつ美しい朱色を、まずは目で楽しんでみてください。
気持ちが明るく、前向きになっています。
素材①
烏龍茶
オーガニック
半発酵茶は職人の加工技術で差が出ます。お茶の加工は茶葉の発酵と向き合う作業。
茶葉を積むと酸化酵素により発酵が自然と進みます。
この発酵をどう活かすのか。烏龍茶は、最も微妙なさじ加減が必要です。
宮崎茶房の茶畑は標高600m。高地で育った茶葉は香りが高い特色がありますが、更に加工技術を加えることで絶品の烏龍茶を生み出します。
どんな素材とも相性がよく、相手のいいところを引き出してくれる烏龍茶は非常にスグレモノ。今回のブレンドを活かすベースとして使っています。
ブレンド素材②
ケイトウ
農薬不使用＋自然栽培
ケイトウの花は、おりものを止める効果や胃腸の消化力を上げる力があり、漢方薬にも使われています。花茶が盛んな韓国では、婦人科系疾患に効果があるという研究結果も発表されています。
可憐な花というよりも、生命力が強いイメージがあるケイトウ。道端のコンクリートの隙間に花を咲かせている姿を見かけることもあります。
乾燥させてお茶にすると、優しい朱色に。赤やピンクは陽の色です。春の陽気を一足早く感じていただける朱色をお楽しみください。
ブレンド素材③
レモンピール
農薬不使用＋自然栽培
希少なオーガニックレモンの皮を乾燥させ、粉末にしています。皮と果肉の間には芳香成分がぎっしり。レモンのさっぱりした柑橘の香りが、滞りを解消させてくれます。
気持ちを晴れやかにしてくれるレモンの力をぜひ五感で味わってみてくださいね。
ブレンド素材④
くこ葉
農薬不使用＋自然栽培
赤い実でお馴染みのクコの実は、海外ではゴジベリーという名前で売られています。潤いを与えてくれる効果があるため、エイジングケアにおすすめ。とくに秋から冬場には積極的に摂りたいですね。
枸杞は、実だけではなく葉も根も活用します。根は地骨皮といい、ほてりや寝汗、激しい咳に対しての特効薬。煎じて使います。葉はお茶に。葉にも実と同じ作用があります。
朱：akari
【1月定期便発送のブレンドティ】
ティーバック 2g×12p
＜素材＞
・烏龍茶
オーガニック
宮崎県五ヶ瀬町産
・ケイトウ
自然栽培
宮崎県産
・レモンピール
自然栽培
宮崎県産
・くこ葉
自然栽培
宮崎県産
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