ブレンドテーマは
「自然の美しさを慈しむ」
 
澄み切った⻘空に浮かぶ雲を見ているだけで心癒が癒されていきます。自然はなんと美しいのでしょうか。
五感が震えることで生まれる「感動」は、大きな感情アクションになりますね。
 
もっと普段使いで、身近な何気ないものに心を動かされるようなイメージ。
そんな心の動きを「恋」と言うのだと思っています。
人に恋をすることももちろんあります。
輝いている人をみて憧れる気持ち。
自分らしく生きている友人を見 て素敵だなと思う感情も恋のひとつ。
そして、日々変化している自然の美しさを思い慕い、慈しむことも「恋」という感情です。
 
この感情は、五臓の「肺」とつながっています。
肺が正常であれば、さまざまなものに恋をします。
美しい夕日を見て心が満たされ、ワクワクする。
色づいてきた紅葉を見てうっとりとする。 この恋の感情が私たちを美しくするパワーを持ってもいます。
 
もしあなたが、このごろワクワクすることがなくなってきたと感じていたら、もしかしたら「肺」が乾燥しているのかも。
エアコンのなかで過ごすことが今では当たり前のようになっていますが、この生活も肺を乾燥させる原因なのです。
 
肺が弱ってしまうと、「憂い」の感情に囚われてしまいます。
赤ちゃんが夕方になると決まって泣き出すことを⻩昏泣きといいますが、この⻩昏泣きの正体が「憂い」で す。
なにか物悲しくなってしまう感情のことです。
赤ちゃんの場合には泣くことで感情を発散していますが、大人になるとそういった発散はできないですね。
どうしていいかわからない物悲しさを忘れたくて、予定を詰め込み、好きでもない人と付き合うという人も 。
今、例年にないほど肺が弱っている方が増えているようです。 マスクの習慣により、呼吸が圧迫されていることが原因の一つ。
 
もし今、心配事を抱えていらっしゃったら、それは肺からのメッセージだと思ってください。 潤いを与えてあげることで、憂いの気持ちが晴れ、恋するワクワク感を取り戻せるのです。
このブレンドは、「恋」する気持ちを高めるイメージで作りました。 物悲しさに囚われることのないように。
私たちの心を癒すために、最高の美しさを提供してくれている自然をみなさまが慈しめますように。
 
ブレンド素材1
茎ほうじ茶
　宮崎茶房のほうじ茶は日本の美味しいほうじ茶6品の一つに選ばれました。 花のような香りが立つ、不思議なほうじ茶。 茶葉を焙じているときの茶房内には、本当にお花の香りが充満しているかのよう。 ある日は、桃の香りが立っていました。 気温や湿度のよって微妙な香りの違いがでます。
最後の仕上げは熟練の職人技。
体の芯から温めてくれ るほうじ茶は、いつでもあなたらしくいられるよう、心に軸を作ってくれるはたらきがあるように感じま す。
 
ブレンド素材2
紫蘇
　紫蘇の葉を扱っていると、部屋全体が紫蘇の香りで満たされます。スーッと気を流してくれる爽やかな香り に、鬱々とした滞りも一気にながれていきます。 紫蘇には緑と紫がありますが、紫に薬膳効能が強くあります。「蘇りの薬草」という名の紫蘇は、体を温 め、気を巡らせる力をもつのです。
 
ブレンド素材3
合歓の花
　繊細な花を咲かせる合歓の木は、シルクツリーとも言われます。しかし、花のイメージとは違い生命力が高
く大木に成⻑する樹木の一つでもあります。合歓の木のほとんどは空高くに花を咲かせるため、なかなか花 を摘むことができずに少々苦労します。
不眠ケアとして漢方薬にも使われる合歓。 実は、不眠の相談件数が年間で最も増えるのが秋なのです。夏の方が本当は眠れていないのですが、エネル ギーが落ちてくる秋には、不眠が負担に感じるのです。 かわいいピンクの花びらをつける合歓の花。葉は、日が落ちると閉じて、日がのぼると開きます。日光を感 じるセンサーがあるかのよう。私たちは、日光を浴びることでホルモンが反応します。合歓の花にもそうい ったホルモンがあることがわかります。 植物ホルモンを上手に取り入れることで、私たちのホルモンバランスも整います。 昨年から続く生活様式の変化によって、私たちの自律神経とともにホルモンバランスも乱れています。合歓 の花の力で熟睡し、心身の乱れを整えましょう。