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ブレンドイメージコラム

 

大きく「ジャンプ」するためには、一度姿勢を低くする必要がある

 

これは、私たちが生きる地球の法則のひとつですね。東洋医学では、陰陽という二つのエネルギーがバランスを取り合っていると考えます。

 

私たちの体で例えると、

ぐっすりと眠るためには、日中にしっかりと活動しておくことが大切です。頭だけ使って、肉体を動かしていなかったら、熟睡しづらくなって当たり前。

逆に、日中に頭を回転させ、集中力を持って精力的に動くためには、夜にきちんと休むことが大事となります。

 

もうすこし大きな視点、人生のバイオリズムで考えると、停滞期の後には活動期がやってくる。この、停滞と活動の交差時期が「今」だなぁと感じます。

人と会うことが制限されることで、一人でいる楽しみ方を知り、これまでの外向きの付き合いが面倒だなと感じるようになったこの数年。コロナ感染流行がきっかけのため、社会全体でこのような「陰」の時間が続いていました。

外側に向けられていた意識が、緊急的に内側に向けざるを得ない状況は、まるでジャンプ前に姿勢を低くする動きのようでした。そして、しゃがみ込んだあとには、大きく伸びてジャンプするタームが必然的にやってきます。

でもそこで大事なことがあります。

踏み切るには自分の「意思」が大事だということ。地面から足を離して伸び上がるためには「思い切り」が必要で、そして何にも支えられない不安定さの中で自分の軸を保つことが大切です。

 

社会はこれから二極化してくるという話をよく聞きます。

社会全体が「陰」の時期に、自分に向き合うチャンスを逃してしまっていたら、春の目覚めのタイミングに気づかないのかもしれません。

せっかく、大きなジャンプをするために姿勢を低くしたはずなのに。

二極化とは、目覚めることを忘れてしまった、もしくはジャンプする勇気がもてなかった人と、「えい」っと勇気を出して前に進む人との差がでてくるという意味なのかもなと、この頃感じます。

 

自分に向き合う時間とは、丁寧な生活のなかにあるのだと思います。

お茶を楽しむ時間を持つことが、丁寧な生活を送ること。そして自分と向き合うことにもなる。

この頃、以前にもまして強くそう感じます。

 

今月のお茶は、「えいっ!」と踏み切る勇気を持たせてくれる、そんなイメージでブレンドいたしました。

桜は、春の訪れを誰よりも早く感じ、花を咲かせる準備に入ります。そして私たちは桜が咲くことで、春がやってきていることを感じます。

目覚めのタイミングをいち早くキャッチできる桜の花と、前に進むよう背中を押してくれるレモングラスとレモンの香り。停滞期の間に溜め込んだ水の淀みを、一気に流してくれる烏龍茶。

 

今月のお茶も、心を込めてブレンドをいたしました。

自分と向き合うお茶の時間をどうぞお楽しみください。

 

 

 ブレンド素材

・在来烏龍茶

 オーガニック 

 宮崎県五ヶ瀬町産

・レモン皮

 自然栽培 

 宮崎県日南市産

・レモングラス 

 自然栽培 

 宮崎県日南市産

・桜

 自然栽培

 宮崎県五ヶ瀬町産

 

櫻 sakura

¥994価格
  • 【4月定期便発送のブレンドティ】

    ティーバック 2g×12p

     

    <素材>

    ・在来烏龍茶

     オーガニック 

     宮崎県五ヶ瀬町産

    ・レモン皮

     自然栽培 

     宮崎県日南市産

    ・レモングラス 

     自然栽培 

     宮崎県日南市産

    ・桜

     自然栽培

     宮崎県五ヶ瀬町産

     

    送料:185円(税込)クイックポスト 

    ※4個までのご注文の場合

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