ブレンド素材①
桑の葉
無農薬
桑の葉は、漢方薬で桑葉(そうよう)といいます。ストレスにより高まった交感神経を安定させる力があり、イライラや抑うつを解消し心を穏やかにしてくれます。また、目の疲れにも効果があるのでリモートワークでずっとPC を見ているという方にもおすすめです。 そのほかにも風邪の予防、咳止め、喉の痛みの解消など様々なはたらきをもつ桑の葉。こういったすばらしい効能もうれしいのですが、お茶に加工するととても美味しくてびっくりします。ブレンドする相手を選ばず、思いがけない味を生み出してくれる桑の葉。ノンカフェインのブレンドベースとしては大変優秀な素材です。緑茶のようなすっきり感をお楽しみください。
ブレンド素材②
陳皮
農薬不使用
「鹿児島小みかん」という品種があります。まるごとを一口で食べられるサイズのみかんで、種の量がとにかく多く、果肉は少ないのに非常にみずみずしくておいしいみかんです。
種が多いのは生命力が強い証拠。小さな実に、ぎゅっとエネルギーを凝縮したようなみかんです。
この小みかんは別名「ちんぴんこ」といいます。漢字にすると「陳皮ん子」。陳皮の元になるみかんという意味だと思います。
七味唐辛子にも入っている陳皮。みかんの皮を乾燥させたものが陳皮で、いまは温州みかんの皮を使っていますが、そもそもは「ちんぴんこ」といわれていた小みかんを使っていたそうです。
一般的な温州みかんと比べると香りが非常に高いので、陳皮にするにはベストな品種ですね。40年ほど前までは普通に手に入りましたが、この頃は品種改良した甘いみかんが増えたこともあり、小みかんの木を切って新たな品種のみかんに植え替えをしている果樹園がほとんどです。そのため今では小みかん陳皮は非常に希少。2021年末は小みかんが豊作でしたので、今回のブレンドには贅沢に希少素材を使うことができました。すーっと抜ける軽やかな柑橘の香りをお楽しみください。
ブレンド素材③
ブルーベリーリーフ
無農薬
お茶に使うブルーベリーは、実がつかない品種です。実に栄養が集中しないため葉の方にポリフェノールやビタミン、ミネラルが多く含まれます。
第7の栄養素と言われるビタミン+ミネラルやフィトケミカルは、体の機能を調えてくれる力をもちます。私達の体内は複雑なネットワークで繋がり、小宇宙という表現のとおり見事なバランスで機能しています。この緻密なバランスを整えてくれるのがブルーベリー葉に含まれる栄養素たちです。
酸味が強いため、単品よりもブレンドすることで美味しく感じる素材ですね。この酸味は春の五味でもあります。いつも不思議に思うのですが、自律神経が乱れがちな春はブルーベリーリーフの酸味が最も美味しく感じられます。四季と五味の関係はなかなかどうして、奥が深いです。
ブレンド素材④
紫蘇
自然栽培
紫蘇の葉を扱っていると、部屋全体が紫蘇の香りで満たされます。スーッと気を流してくれる爽やかな香りに、鬱々とした滞りも一気にながれていきます。
紫蘇には緑と紫がありますが、紫のものは漢方薬にも使われるほどの効能があります。
生魚のツマとして紫蘇を使うのは、解毒効果が高いから。
また、胃を温めて消化吸収力を上げる効能ももちます。
西洋ハーブも好きですが、日本古来の香草ハーブは別格だと感じます。今回のブレンドには隠し味のように紫蘇を配合しています。陳皮のすーっと通る香りの後にじわりと出てくる紫蘇の香りと酸味。そして唾液の分泌を刺激し、口の中が唾液で満たされます。この唾液は腎精と言われるもので、生命力を高めてくれるエネルギーのもとです。気功では、唾液をごくりと飲み込むと若返り効果があるといいます。
ブレンド素材⑤
日向当帰
無農薬
宮崎県の高千穂から大分南部にかけての地域で自生する日向当帰は、神の草とも言われていました。薩摩藩島津家が秘薬としていたことから戦後まではその存在を知られることはありませんでした。
現在では根は医薬品として扱われます。様々な効果が認められていますが、未だ研究中でもある日向当帰。セリ科のため苦味が特徴ですが、ブルーベリーリーフの酸味と合わせることですっきりとした苦味にまとまりました。
楽:raku ノンカフェイン
ティーバック 2g×12p
<素材>
・桑の葉
無農薬
宮崎県五ヶ瀬町産
・陳皮
自然栽培
宮崎県日南市産
・ブルーベリーリーフ
無農薬
宮崎県五ヶ瀬町産
・紫蘇
自然栽培
宮崎県日南市産
・日向当帰
無農薬
宮崎県五ヶ瀬町産
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